コード | 技術図書 EX No.45 |
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刊行日 | 2013年6月24日 |
体裁 | B5判、114頁 |
価格関連備考 | 価格:45,000円(税別) |
発行 | 株式会社トリケップス |
問い合わせ |
(有)アイトップ TEL:0465-20-5467 E-mail:ktl@r4.dion.ne.jp フォームでのお問い合わせはこちら |
執筆者 |
安原 隆 氏 YMTソリューション モータ技術コンサルタント (元㈱日立製作所 EV開発センター 主管技師) 天城 滋夫 氏 日立オートモティブシステムズ株式会社 グローバルモノづくり統括本部 素形材試作センタ 工学博士 |
内容項目
第1編 車載用モータの絶縁技術 第1章 絶縁技術から見た車載用モータの基本 1 車載用モータの概要 1.1 モータの種類、構造、仕組み 1.2 主要構成材料 1.3 モータの製造工程 2 車載用モータの主な試験 2.1 巻線の種類と絶縁構成 2.2 巻線の絶縁試験 2.3 温度試験 第2章 車載用モータの主要絶縁材料 1 概説 2 マグネットワイヤ(コイル) 2.1 種類と特徴 2.2 エナメル線の性能比較 2.3 エナメル線材料の試験規格 3 フィルム材(スロット絶縁物、相間絶縁物) 3.1 種類と特性 3.2 選定上の注意 3.3 フィルム複合、貼り合せによる欠点補完材 3.4 材料試験法 4 ワニス 4.1 種類 4.2 溶剤系と無溶剤系ワニスの違い 4.3 選定上の注意 4.4 材料試験法 第3章 絶縁設計 1 絶縁設計の概念 2 絶縁設計における注意事項 3 絶縁劣化の各種要因と劣化機構 4 絶縁複合劣化モデル 5 絶縁設計フロー 6 製造工程と絶縁設計留意点 第4章 絶縁試験・劣化診断 1 概説 2 絶縁に関するトラブル例 3 劣化診断 3.1 劣化検出手段 3.2 エナメル線の熱劣化程度とアレニウス経験則 3.3 絶縁劣化診断 3.4 現場で実用されている絶縁劣化診断法 3.5 絶縁破壊と相関性の高い絶縁診断(一例の紹介) 3.6 絶縁劣化診断の判定基準 3.7 モータの故障 第5章 モータの動向と絶縁開発課題 1 高効率化 2 高電圧化 3 高トルク化 4 モータ冷却性能向上 4.1 通風ファン空冷式 4.2 間接水(油)冷式 4.3 直接油冷(ATF)式 第6章 インバータサージ電圧と部分放電開始電圧 1 部分放電の発生と絶縁破壊 2 部分放電開始電圧 3 ステータ絶縁部位の部分放電開始電圧と内部電圧分布との比較 3.1 巻線間の内部電圧分布 3.2 巻線間の分担電圧の測定 3.3 ステータ絶縁部位の部分放電開始電圧の測定 3.4 各絶縁部位の部分放電開始電圧と課電電圧(分担電圧)との比較 4 インバータ駆動した際の技術的諸課題に関する規格 第2編 絶縁樹脂の力学的特性と使用上の留意点 第7章 粘弾性特性 1 粘弾性特性とは 2 時間温度換算則 3 重ね合わせの原理 4 温度が変わる場合における重ね合わせの原理 5 絶縁樹脂の緩和弾性率、クリープコンプライアンス 6 種々の樹脂の緩和弾性率例 第8章 遅れ破壊(クリープ破壊) 1 遅れ破壊とは 2 遅れ破壊における時間・温度換算則 3 多軸応力状態におけるクリープ破壊条件 第9章 破壊特性の歪み負荷速度依存 1 強さの負荷速度依存性 2 破断歪の負荷速度依存性 第10章 繰り返し負荷 1 繰り返し負荷による破壊(疲労破壊) 2 繰り返しの負荷による亀裂の進展速度 3 疲労負荷と耐久(定寿命)線図 4 累積損傷則(マイナー則) 4.1 累積損傷則(マイナー則)とは 4.2 樹脂、及びその複合材料への累積損傷則(マイナー則)の適用例 5 繰り返し負荷の平均応力による平均歪の増加 6 繰り返し負荷に伴う発熱 第11章 環境物質の影響 1 遅れ破壊への影響 2 疲労破壊への影響