Warning: Unexpected character in input: '\' (ASCII=92) state=1 in /home/hansen/www/aitop/seminar/wp-includes/Requests/Hooks.php on line 70
電力線通信システム | AITOP
  • 申込要領

書籍


電力線通信システム


コード WS No.219
刊行日 2002年7月26日
体裁 B5判、188頁
価格関連備考 価格:49,800円(税別)
発行 株式会社トリケップス
問い合わせ (有)アイトップ
TEL:0465-20-5467 E-mail:ktl@r4.dion.ne.jp
フォームでのお問い合わせはこちら
監修 片山 正昭  名古屋大学 情報メディア教育センター 教授
執筆者
片山 正昭 名古屋大学 情報メディア教育センター 教授
都築 伸二 愛媛大学 工学部 電気電子工学科 助教授
山里 敬也 名古屋大学 情報メディア教育センター 助教授
高山 省吾 パワーネットコム株式会社 代表取締役社長
上杉 志朗 松山大学 経営学部 助教授
福崎 良幸 エシェロン・ジャパン株式会社 エンジニアリング マネジャー
井形 裕司 松下電器産業株式会社 マルチメディア開発センター
      AVメディア処理グループ
後藤  健 松下電器産業株式会社 デジタルネットワーク開発センター
      通信第3グループ プロジェクトリーダー
本田 宏茂 四国電力株式会社 事業企画部 OpenPLANET推進チーム 課長
小海  裕 株式会社日立製作所 情報制御システム事業部 電力システム本部
      情報制御エンジニアリング部 主任技師
堀  敏夫 インターニックス株式会社 新事業開発部 部長
高嶋 正也 関西電力株式会社 お客さま本部 マルチサービスネットワークグループ 副長

内容項目

第1章 総論
 1.電力線通信の概要
  1.1 電力線通信の構成
  1.2 狭帯域システムと広帯域システム
 2.電力線通信の利点
 3.電力線通信:広帯域化の動向
 4.電力線通信の課題
  4.1 法制度
  4.2 他の無線システムとの共存
  4.3 新しい通信技術の適用
  4.4 電力線の環境改善
  4.5 低速通信システム

第2章 通信路としてみた電力線の雑音特性
 1.雑音電力と電力線のインピーダンス変動
 2.電力線雑音の分類
  2.1 連続雑音
  2.2 インパルス性雑音
  2.3 狭帯域雑音
 3.非定常性を考慮した雑音モデル
  3.1 雑音モデル
  3.2 パラメータの決定方法
  3.3 数値例
 4.広帯域システムにおける雑音

第3章 屋内電力線の伝送特性
 1.インピーダンス特性
  1.1 測定法
  1.2 家電機器
  1.3 電力線線路
 2.伝達特性
 3.線路のモデル化
  3.1 家電機器:スタティックモデル
  3.2 家電機器:スイッチングモデル
  3.3 線路モデル
  3.4 線路の伝搬特性

第4章 電力線通信のための変調技術
 1.変調方式
  1.1 変調とは
  1.2 正弦波のパラメータと基本的変調方式
  1.3 その他の変調方式や信号形式
 2.線形ディジタル変調方式
  2.1 信号波形
  2.2 ディジタル振幅変調(ASK、PAM)
  2.3 ディジタル位相変調(PSK)
  2.4 ディジタル直交振幅変調(QAM)
  2.5 ASK、PSK、QAMの関係
 3.ディジタルFMとOFDM
  3.1 ディジタル周波数変調(M-ary FSK)
  3.2 直交周波数分割多重変調(OFDM)
 4.スペクトル拡散
  4.1 スペクトル拡散通信方式の概要
  4.2 直接拡散方式(DS)
  4.3 周波数ホッピング方式(FH)
 5.電力線通信に適した変調方式

第5章 電力線通信のための誤り訂正技術
 1.誤り訂正符号の設計にあたって注意すべき事項
 2.電力線の雑音特性
 3.インパルス性雑音下での誤り訂正符号化
 4.誤り訂正符号
  4.1 ブロック符号
  4.2 畳み込み符号
  4.3 ブロック符号および畳み込み符号の誤り率特性
 5.電力線通信のための誤り訂正技術

第6章 電力線通信のための多元接続方式
 1.Duplexing
 2.FDMA、TDMA、CDMA
  2.1 FDMA
  2.2 TDMA
  2.3 CDMA
 3.多元接続方式の比較
  3.1 通信品質
 4.チャネル割り当てとランダムアクセス
 5.ランダムアクセス(PRMA)
  5.1 スループット
  5.2 ALOHAとS-ALOHA
  5.3 S-ALOHA
  5.4 CSMA
  5.5 DSMAとCSMA/CD
  5.6 CDMA-ALOHA
 6.電力線通信に適した多元接続方式

第7章 EMCからみた電力線通信
 1.雑音端子電圧 
 2.放射電界強度
 3.わが国の取り組み
 Appendix A:線状アンテナの放射電界

第8章 電力線通信の活用
 1.電波法と規制緩和の行方
 2.高速タイプと中速、および低速タイプの共存
 3.無線通信や他の通信技術との競合
 4.応用分野
  4.1 ホームネットワーク
  4.2 ラストワンマイル
  4.3 産業界向けシステム

第9章 電力線通信の経済学
 1.電力線ネットワークの通信ネットワークとしての意味合い
  1.1 屋外にある電力線のネットワーク
  1.2 屋内にある電力線のネットワーク
 2.電力系統における送電線ネットワークの潜在的な価値
  2.1 全国を繋げるネットワーク
  2.2 電力の自由化と高まる送電線ネットワークの価値
  2.3 電力キャリアとしての経験
 3.光ファイバネットワークとの融合
  3.1 通信業に乗り出す電力業界
  3.2 「最後の100フィート」への回答
  3.3 一石二鳥の電力線搬送通信:消費者と電力会社両得の構図
 4.新しい産業モデルの創出
  4.1 IPv6とユビキタス・ネットワーク
  4.2 手軽にネットワーク家電を創る
  4.3 キャリアモデルからベンダーモデルへの転換と新産業創生
 5.電力線通信の経営的価値
  5.1 電波資源の有効利用
  5.2 眠っている資産の価値を引き出す

第10章 電力線通信システムの具体例
 第1節 LONWORKSネットワークの電力線通信技術
  1.概要
   1.1 LONWORKSネットワーク技術
   1.2 電力線搬送技術
  2.ネットワークの構成要素と電力線通信技術
   2.1 デバイス
   2.2 チャンネル
   2.3 サービスツール
  3.電力線搬送技術
   3.1 オープンプロトコル
   3.2 高い通信特性
   3.3 実績と製品世代の継承
   3.4 容易な実装方法
   3.5 トータルソリューションの提供
   3.6 コストの考察
  4.電力線搬送技術の詳細 
  5.デバイスの構成
   5.1 デバイスの特徴
   5.2 実使用のためのステップ
  6.応用
   6.1 電力線搬送技術の必要性
   6.2 法制上の対応
   6.3 使用例とビジネス展開
   6.4 今後のビジネスに対しての展開
 第2節 エコーネット電灯線通信方式(MESA-SS方式)
  1.伝送特性の把握
   1.1 家電機器のインピーダンス
   1.2 伝送路の減衰特性、群遅延特性
   1.3 家電機器の雑音
  2.MESA-SS変復調方式
  3.MESA-SS変復調方式モデムの評価
 第3節 高速電灯線通信の現状と動向
  1.電灯線通信技術開発の歴史と最近の状況
  2.高速電灯線通信のアプリケーション
  3.主な電灯線通信開発会社
  4.ホームプラグの技術
   4.1 ホームプラグの設立と経緯
   4.2 ホームプラグの技術
   4.3 フィールドトライアルの結果
  5.電灯線に関連する規制
  6.規制緩和のための活動
  7.アクセス系とインホーム系の共存

第11章 電力会社の取り組み~OpenPLANET~
 1.開発の背景
 2.オープンプラネット技術
  2.1 システムの概要と特徴
  2.2 基本技術
  2.3 サーバ技術
  2.4 エコーネット(ECHONET)
  2.5 コンポーネント
 3.家庭向けネットワークの開発
  3.1 家庭向けネットワーク構成
  3.2 家庭向けネットワークの作動原理
  3.3 ビジネスモデルの構築
 4.大規模フィールドテスト
  4.1 概要
  4.2 サービス内容
 5.今後の課題

第12章 製品事例
 第1節 LONWORKSネットワーク電力線通信サポート製品
 第2節 日立製作所とドイツPolyTrax社
 第3節 インテロン社PowerPacket用チップセット
 第4節 Itran
 第5節 Adaptive Networks Inc.社製 "Power Stream"