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IP電話技術総覧 | AITOP
  • 申込要領

書籍


IP電話技術総覧


コード EX.036
刊行日 2003年9月30日
体裁 B5判、230頁
価格関連備考 価格:59,800円(税別)
発行 株式会社トリケップス
問い合わせ (有)アイトップ
TEL:0465-20-5467 E-mail:ktl@r4.dion.ne.jp
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執筆者
都丸 敬介
1955年   群馬大学工学部電気科卒業。日本電信電話公社に入社、電気通信研究所にて、
      電話交換システム、大型コンピュータシステム、
      コンピュータネットワークなどを研究。
1978年   (株)日立製作所に入社。ネットワークシステムの開発と事業推進に従事。
1991年以降 (株)日立テレコムテクノロジー常務取締役、テレコム機器(株)社長を歴任。
  現在    情報通信コンサルタントとして活躍中。

内容項目

第1章 IP電話の概要
 1.IP電話の基本
  1.1 IP電話の意味
  1.2 音声パケット通信の基本
  1.3 IP電話の実現形態
  1.4 IP電話の呼制御
 2.IP電話の特徴
  2.1 IP電話の経済性
  2.2 IP電話の伝送コスト
  2.3 通信サービスのコスト
  2.4 IP電話のサービス品質
  2.5 IP電話サービスの多様性
 3.IPネットワークの基礎
  3.1 パケット通信のアーキテクチャ
  3.2 OSI参照モデル
  3.3 IPネットワークのアーキテクチャ
  3.4 IPネットワークの基本動作
  3.5 IPネットワークの長所と短所
  3.6 データリンク層のプロトコル
  3.7 TCPとUDP
  3.8 IPパケットの構成

第2章 従来の電話網
 1.固定電話網の構成と特徴
  1.1 電話網の呼び方
  1.2 公衆電話網の構成
  1.3 アクセスリンクの距離制限
  1.4 通話網と信号網
 2.固定電話網のディジタル化
  2.1 固定電話網ディジタル化の推移
  2.2 電話網のディジタル化の効果
   2.2.1 通話品質の改善
   2.2.2 経済化
   2.2.3 サービス品目の多様化とサービス品質の改善
 3.公衆電話網の呼制御
  3.1 呼制御の基本
  3.2 共通線信号による呼制御
  3.3 SS7のプロトコルとメッセージ形式
  3.4 加入者線信号
 4.公衆電話網の番号計画
  4.1 番号計画の基本
  4.2 NTTの局番号計画
  4.3 プレフィックスとサービス番号
  4.4 総務省のIP電話番号計画
  4.5 インテリジェントネットワーク

第3章 IP電話のアーキテクチャ
 1.IP電話のプロトコルスタック
  1.1 IP電話のアーキテクチャ
  1.2 典型的なプロトコルスタック
 2.RTPとRTCPの概要
  2.1 RTPによる実時間通信
  2.2 RTPとRTCPのポート番号
 3.RTP
  3.1 RTPパケットの形式
  3.2 RTPヘッダーの内容
  3.3 RTPのペイロードタイプ
 4.RTCP
  4.1 RTCPの機能
  4.2 RTCPパケットの種類
  4.3 RTCPパケットの形式

第4章 H.323
 1.IH.323の概要
  1.1 H.323の目的
  1.2 H.323に基づくシステム
  1.3 H.323端末
  1.4 ゲートキーパー
  1.5 ゲートウェイ
  1.6 多地点制御ユニット
  1.7 H.323に基づくIP電話システム
 2.H.323のプロトコルと呼制御動作
  2.1 H.323で使うプロトコル
  2.2 呼制御動作
  2.3 呼設定動作
  2.4 ダイレクトコールとルーテッドコール
 3.H.225.0
  3.1 RASの動作例:エンドポイントの登録
  3.2 RASの動作例:エンドポイントの許可
  3.3 H.225.0 RASメッセージ
  3.4 H.225.0呼制御メッセージ
  3.5 H.225.0メッセージの表現
 4.H.245
  4.1 H.245の機能
  4.2 通信条件の交渉と設定
  4.3 論理チャネルの設定と解放
 5.H.450の付加サービス

第5章 SIP
 1.SIPの概要
  1.1 SIPの基本
  1.2 SIPの特徴
   1.2.1 SIPのプロトコル表現
   1.2.2 SIPのアドレス
 2.SIPの呼制御動作
  2.1 SIPによる通信の動作モード
  2.2 SIPのクライアント・サーバーモデル
  2.3 SIPの動作に必要な各種のサーバー
 3.SIPのメッセージ
  3.1 メッセージの種類と形式
  3.2 要求メッセージ
  3.3 応答メッセージ
  3.4 ヘッダー
 4.SIPの動作例
  4.1 ピアツーピアモデルの動作
  4.2 プロキシサーバーモデルの動作
  4.3 リダイレクトサーバーモデルの動作
  4.4 SIPのメッセージ例
 5.中継型IP電話におけるSIPの適用
 6.SDP(セション記述プロトコル)
  6.1 SDPの概要
  6.2 SDPの項目タイプと意味
  6.3 SDPの記述

第6章 Imegaco/H.248とBICC
 1.Megaco/H.248の概要
  1.1 Megaco/H.248の開発経緯
  1.2 Megaco/H.248のモデル
  1.3 電話網とIPネットワークの接続
 2.Megaco/H.248のプロトコル
  2.1 メディアゲートウェイ(MG)のモデル
  2.2 ターミネーション
  2.3 コマンド
  2.4 デスクリプタ
  2.5 プロトコルの例
 3.SGとSIG
  3.1 SIGの概要
  3.2 SIGのアーキテクチャ
 4.BICCの概要
 5.呼制御の性能

第7章 IP電話の通信回線
 1.光ファイバー回線
  1.1 IP電話の実用化における光ファイバー回線の効果
  1.2 SDHとディジタルハイアラーキ
  1.3 SDH回線の利用方法
 2.フレームリレーとセルリレー
  2.1 IPネットワークにおけるフレームリレーとセルリレーの利用
  2.2 PVCネットワーク
  2.3 ATMセルの非同期転送
  2.4 ATMアダプテーション
 3.LAN
  3.1 IPネットワークの下位ネットワークとしてのLAN
  3.2 LANの基本的動作
  3.3 IPアドレスとMACアドレスの関係
  3.4 広域イーサネット
  3.5 リング型MAN
 4.ADSL
  4.1 xDSL
  4.2 ADSLモデムの使い方
  4.3 ADSLモデムの動作
  4.4 ADSLの性能
 5.FTTH
  5.1 FTTHの構成
  5.2 FTTHの伝送技術
  5.3 FTTHのUNI:メディアコンバータ
 6.無線アクセス回線
  6.1 携帯電話ネットワークの構成
  6.2 携帯電話システムの進化
  6.3 モバイルデータ通信技術
  6.4 固定無線アクセス

第8章 IP電話の通話品質
 1.音声品質評価
  1.1 固定電話の音声品質
  1.2 主観的評価方法
  1.3 客観的評価方法
 2.音声品質の劣化要因
  2.1 音声信号の大きさに基づく音声品質劣化
  2.2 伝送遅延時間による音声品質劣化
  2.3 エコーの影響と対策
  2.4 滑らかな会話の阻害
  2.5 IP電話固有の音声品質劣化
  2.6 EモデルとR値
 3.音声品質の改善方法
  3.1 ディジタルワンリンク接続
  3.2 伝送遅延とパケット損失の関係
  3.3 IP電話の遅延時間配分
  3.4 パケット中継ノードで発生する遅延時間
  3.5 待ち行列
  3.6 リンクの高速化の効果
 4.音声信号の符号化技術
  4.1 ディジタル符号化技術の概要
  4.2 主な電話用音声信号符号化技術
  4.3 PCMの原理
  4.4 ADPCMの原理
  4.5 高品質オーディオ符号化技術
 5.画像信号の符号化技術
  5.1 IP電話と画像通信の関係
  5.2 ファクシミリの符号化技術
  5.3 JPEG技術
  5.4 テレビ電話用動画符号化技術
  5.5 MPEG技術

第9章 IP電話サービスと機器
 1.中継型IP電話サービス
  1.1 中継型IP電話サービスの現状
  1.2 中継型IP電話サービスの利用方法
  1.3 企業内情報通信ネットワークのIP統合
  1.4 IP-VPN
 2.端末型IP電話サービス
  2.1 端末型IP電話サービスの現状
  2.2 端末型IP電話のアクセスリンク
  2.3 IP電話網と固定電話網の相互接続
 3.IPセントレックス
  3.1 セントレックスサービスの概要
  3.2 従来のセントレックスサービス
  3.3 IPセントレックス
 4.IP電話端末
  4.1 IP電話用アダプタ
  4.2 IP電話機
 5.VoIPゲートウェイとサーバー
  5.1 ゲートウェイやサーバーの構造
  5.2 ゲートウェイやサーバーの仕様
  5.3 機器の相互運用性

第10章 IP電話の発展動向と可能性C
 1.ブロードバンドネットワークの効果
  1.1 ブロードバンドサービスに必要な伝送速度
  1.2 高速ネットワークの利用拡大
 2.マルチメディア対応への発展
  2.1 通信と放送の融合
  2.2 インターネットによる情報配信
  2.3 ウェブキャスティング
 3.情報コンテンツ配信
  3.1 コンテンツ配信ネットワークの構成
  3.2 CDNサーバーとキャッシュサーバーの違い
  3.3 情報流通の法制面の問題
 4.新たな挑戦課題
  4.1 既存電話網の全面的なIPネットワークへの移行の可能性
  4.2 既存の電話サービスで満足しているユーザーの扱い
  4.3 低料金回線交換方式電話との競合
  4.5 アクセスネットワークの全面的IP化の可能性
  4.6 IPアドレスの問題
 5.呼制御の性能
参考文献

略語一覧