コード | TR No.2 |
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刊行日 | 1996年6月 |
体裁 | B5判、188頁 |
価格関連備考 | 価格:6,900円(税別) |
発行 | 株式会社トリケップス |
問い合わせ |
(有)アイトップ TEL:0465-20-5467 E-mail:ktl@r4.dion.ne.jp フォームでのお問い合わせはこちら |
監修 | 小川 明 名古屋大学 |
執筆者 |
小川 明 名古屋大学 工学研究科 電子情報学専攻 教授 片山 正昭 名古屋大学 工学研究科 電子情報学専攻 助教授 山里 敬也 名古屋大学 工学研究科 電子情報学専攻 助手 水野 俊夫 国際電信電話株式会社 研究所 移動通信グループ グループリーダー |
内容項目
第1章 多元接続方式の概要 1 概説 2 FDMA方式 3 TDMA方式 4 CDMA方式 4.1 スペクトル拡散通信とは 4.2 直接拡散通信方式 4.3 周波数ホッピング 4.4 時間ホッピング 5 各多元接続方式の比較 5.1 システムの効率性 5.2 システムの運用性 5.3 信号の検出性 5.4 信号の同期 第2章 CDMA方式の基礎 1 概説 2 信号の伝送特性 2.1 システムモデル 2.2 信号対雑音干渉電力特性 2.3 帯域制限の影響 2.4 CDMA方式における送信増幅器の非線形性の影響 3 CDMA方式における同期 3.1 拡散信号の同期 3.2 同期の原理 3.3 拡散信号の同期捕捉 3.4 拡散信号の同期追跡 3.5 周波数ホッピング方式信号の同期 3.6 今後の動向 第3章 CDMA方式に用いられる符号 1 概説 1.1 符号の弁別性と相互相関関数 1.2 周期信号の相互相関関数 1.3 非同期型BCDMA、同期型CDMA及び準同期型CDMA方式 2 非同期型CDMA用符号 2.1 2値シフトレジスタ系列 2.2 2値シフトレジスタ系列の性質 2.3 M系列(最長系列) 2.4 M系列の相互相関関数 2.5 相互相関スペクトル 2.6 プリファードペアなM系列 2.7 Gold系列 2.8 Gold-like系列 2.9 嵩系列 2.10 その他の系列 3 同期型CDMA用符号 3.1 アダマール行列 3.2 直交符号 3.3 陪直交符号 3.4 シンプレックス符号とM系列 3.5 直交Gold系列 4 準同期CDMA符号 4.1 M系列より導出した準同期型CDMA符号 4.2 Gold系列より導出した準同期型CDMA符号 第4章 スプレッドアロハ方式 1 概説 1.1 ピュアアロハ方式 1.2 スロッテッドアロハ方式 2 スプレッドアロハ方式のスループット特性 2.1 スプレッドアンスロッテッドアロハ方式 2.2 スプレッドアンスロッテッドアロハ方式のスループット解析 2.3 スプレッドスロッテドアロハ方式のスループット解析 3 チャネルロードセンシングプロトコル 3.1 CLSPのスループット特性 3.2 CLSPを用いたスプレッドスロッテッドアロハ方式 3.3 アクセス制御遅延の影響 3.4 CLSPを用いたスプレッド1/2-スロッテッドアロハ方式 第5章 移動通信用CDMA方式における問題点と対策 1 概説 2 CDMAの効率 2.1 周波数利用効率 2.2 回線容量と最大呼量 2.3 スループット 3 遠近問題 3.1 遠近問題モデル 3.2 電力制御 3.3 遠近問題存在下での誤り率特性 4 マルチパスフェージング 4.1 マルチパス伝搬モデル 4.2 マルチパスフェージング環境下での誤り率特性 4.3 RAKE受信方式 第6章 CDMA方式の移動通信への応用 1 概説 2 陸上セルラーシステムへの適用 2.1 狭帯域CDMA方式 2.2 広帯域CDMA方式 3 移動体衛星通信システムへの応用 3.1 グローバルスターシステム 3.2 オデッセイシステム 3.3 GPS 4 FPLMTSの標準化 4.1 欧州における検討 4.2 米国における検討 4.3 日本における検討