コード | TR No.11 |
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刊行日 | 1997年5月 |
体裁 | B5判、210頁 |
価格関連備考 | 価格:6,900円(税別) |
発行 | 株式会社トリケップス |
問い合わせ |
(有)アイトップ TEL:0465-20-5467 E-mail:ktl@r4.dion.ne.jp フォームでのお問い合わせはこちら |
監修 | 河野 隆二 横浜国立大学 工学部 電子情報工学科 助教授 |
執筆者 |
古谷 之綱 日本電気株式会社 C&Cシステム研究所 通信研究部 研究課長 久保田文人 郵政省 通信総合研究所 総合通信部 統合通信網研究室 主任研究官 堀越 淳 群馬大学 工学部 電子工学科 助教授 三瓶 政一 郵政省 通信総合研究所 通信技術部 通信方式研究室 主任研究官 大谷 進 日本電気株式会社 マイクロ波衛星通信事業部 衛星通信方式開発部 技術課長 小澤 一範 日本電気株式会社 C&C情報研究所 メディアテクノロジ研究部 主任 |
内容項目
第1章 移動通信の概要 1 移動通信の概要 1.1 移動通信の電波伝搬 1.2 移動通信システムの構成 1.3 移動通信システムの課題 2 移動通信のディジタル化をとりまく環境 3 ディジタル化を実現するための基礎技術 4 ディジタル移動通信の動向 4.1 欧米のディジタル自動車電話 4.2 テレターミナルシステム 4.3 将来のシステム構想 第2章 ディジタル移動通信とISDN 1 通信ネットワークの発展 1.1 ISDNの展開 1.2 ISDNの将来 2 ネットワークにおける移動通信サービス 2.1 近未来のサービス 2.2 ディジタル移動通信網の将来 3 ネットワークとの接続の課題 3.1 移動通信網の制御技術 3.2 相互接続技術 3.3 標準化の動向 第3章 狭帯域ディジタル変復調技術 1 移動通信への適合の課題 1.1 無線周波数の逼迫 1.2 高速レイリフェージング 2 ディジタル変復調方式の基礎 2.1 周波数シフトキーイング(FSK) 2.2 位相シフトキーイング(PSK) 2.3 QAM変調方式 3 ディジタル変調信号の(復調)検波と誤り率特性 3.1 同期検波 3.2 遅延検波 3.3 周波数検波 3.4 各種検波、復調方式の誤り率 4 狭帯域化のための手法 4.1 狭帯域化概要 4.2 パーシャルレスポンス形-TFM 4.3 ベースバンド帯域制限形-GMSK 4.4 多値伝送系、4FM-QPSK 5 スペクトル拡散(SS)通信技術 5.1 スペクトル拡散通信方式の原理 5.2 スペクトル拡散変調技術 5.3 拡散符号 5.4 SSの利用分野 第4章 適応等化器 1 適応等化器 2 選択性フェージング伝搬路の構造 3 判定帰還形等化器 3.1 構成とアルゴリズム 3.2 陸上移動通信への適用例 4 ビタビ等化器 4.1 構成とアルゴリズム 4.2 陸上移動通信への適用例 第5章 ダイバーシチ技術 1 ダイバーシチの基本特性 1.1 合成ダイバーシチ 1.2 選択ダイバーシオ 1.3 アンテナ切り替えダイバーシチ 2 ダイバーシチの種類 2.1 空間ダイバーシチ 2.2 周波数ダイバーシチ 2.3 その他のダイバーシチ 3 ディジタル移動通信とダイバーシチ 3.1 ピンポン伝送とダイバーシチ 3.2 時分割多重とダイバーシチ 4 アンテナアレイ 第6章 誤り訂正符号化技術 1 まえがき 2 誤り訂正符号の基礎 2.1 誤り訂正の動作 2.2 誤り訂正符号 2.3 ブロック符号の概要 3 畳込み符号とビタビ復号法 3.1 畳込み符号化器の構成 3.2 畳込み符号の表現 3.3 ビタビ復号法 4 ビタビ復号器の装置化 4.1 枝メトリックスの設定 4.2 ACS回路 4.3 パスメモリ回路 4.4 ビタビ復号器の実用例 5 応用 5.1 誤り訂正符号導入時の留意点 5.2 符号化変調 第7章 音声符号化技術 1 まえがき 2 16~4.8kbpsにおける音声符号化方式の技術動向 2.1 音声符号化方式の分類 2.2 APC系の符号化方式 2.3 MPC系の符号化方式 2.4 CELP系の符号化方式 2.5 各方式の適用ビットレート、音源、演算量の比較 3 伝走路誤りに対する対策と特性 3.1 ディジタル移動体通信における伝走路誤り 3.2 誤り訂正付加APC-AB 3.3 マルチパス 3.4 CELP系 4 ディジタル移動体通信システムへの適用 4.1 ディジタル自動車電話 4.2 ディジタル移動体衛星電話