コード | TR No.1 |
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刊行日 | 1996年6月 |
体裁 | B5判、155頁 |
価格関連備考 | 価格:6,900円(税別) |
発行 | 株式会社トリケップス |
問い合わせ |
(有)アイトップ TEL:0465-20-5467 E-mail:ktl@r4.dion.ne.jp フォームでのお問い合わせはこちら |
監修 | 堀越 淳 群馬大学 |
執筆者 |
古谷 之綱 日本電気株式会社 パーソナルC&C開発研究所 第2開発部長 堀越 淳 群馬大学 工学部 電気電子工学科 助教授 三瓶 政一 大阪大学 工学部 通信工学科 助教授 岡田 実 大阪大学 工学部 通信工学科 助手 大鐘 武雄 株式会社エイ・ティ・アール 光電波通信研究所 無線通信第2研究室 主任研究員 水野 光彦 郵政省 通信総合研究所 総合通信部 高速移動通信研究室長 藤野 忠 三菱電機株式会社 通信システム研究所 無線伝送開発部長 村上 圭司 三菱電機株式会社 通信システム研究所 無線伝送開発部 無線信号処理グループマネージャー 田中竜太郎 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 ASP事業部 DSP製品部 製品企画課 |
内容項目
第1章 総論 1 ディジタル移動通信の動向 1.1 ディジタルセルラーシステム 1.2 ディジタルコードレス電話システム 1.3 その他のディジタル移動通信システム 2 適応等化技術概論 3 移動通信の適応等化への要求 3.1 移動通信における電波伝搬構造 3.2 電波伝搬の実測例とモデリング 3.3 移動通信における適応等化の特徴 4 適応等化実現技術-DSP- 第2章 線形フィルタ 1 概説 2 線形信号処理とフィルタリング 3 ウィナフィルタ 4 適応化アルゴリズム 4.1 LMSアルゴリズム 4.2 タップ係数ベクトルの収束と追従性能 4.3 RLSアルゴリズム 4.4 カルマンフィルタとRLSアルゴリズム 5 非定常過程での適応更新 6 線形フィルタと移動通信技術 第3章 非線形フィルタ 第1節 判定帰還型フィルタ 1 概説 2 周波数選択性フェージング下のディジタル伝送システムモデル 3 判定帰還型等化器の原理 3.1 構成とアルゴリズム 3.2 最適タップ数 3.3 λの最適化 4 高速伝送のための判定帰還型等化器 4.1 アルゴリズムの簡略化 4.2 多値QAMへの適応等化器の適用 4.3 内挿法を用いたタップ利得更新アルゴリズム 4.4 双方向等化器 4.5 後方等化における遅延時間事前推定方式 4.6 等化方向事前推定方式 4.7 等化に要する演算量の比較 5 その他の関連技術の動向 第2節 最尤系列推定フィルタ 1 はじめに 2 最尤系列推定フィルタ 2.1 通新システムモデル 2.2 最尤系列推定 3 ビタビアルゴリズム 3.1 最尤系列推定の問題点 3.2 通信路の状態表現 3.3 ビタビアルゴリズム 3.4 ビタビアルゴリズムの適用 3.5 ハードウェア規模の削減 4 移動通信への応用例 4.1 GMSK変調方式への最尤系列推定の適用 4.2 伝搬路の推定 <付録> 最尤系列推定ビタビアルゴリズムのC言語による表現 第4章 伝送路分離型フィルタ 第1節 アンテナアレータイプ 1 概説 2 アダプティブアレーによる波形等化 2.1 原理 2.2 最適ウェイト(最小平均自乗誤差条件) 3 CMAを用いたアダプティブアレー 3.1 アルゴリズム 3.2 シミュレーション系 3.3 静特性 3.4 動特性 3.5 到来波の遅延時間差と誤り率特性 4 野外実験例 4.1 測定系 4.2 実験結果 5 今後の展望 第2節 パスダイバーシチ 1 基本動作 2 性能解析 3 セルラー移動通信への応用 3.1 DS通信装置の開発例 3.2 セルラーCDMAシステムへの応用 4 屋内無線通信への応用 第5章 等化器の具体的な設計例 第1節 等化器の設計例 1 等化器を含む受信機の構成 1.1 構成と動作 1.2 一般的な設計上の留意点 2 判定帰還型等化器(DFE)の設計 2.1 設計上の留意点 2.2 DSPを用いたDFEの特性 3 最尤系列推定(MLSE)方式の設計 3.1 設計上の留意点 3.2 DSPを用いた適応形MLSEの特性 4 むすび 第2節 パーソナルコミュニケーション用DSP 1 概要 2 特長 3 ハードウェア 3.1 コアCPU 3.2 ペリフェラル 3.3 パワーダウンモード 4 ソフトウェア 4.1 ビタビ復号アルゴリズム 4.2 使用する命令 4.3 プログラム例 4.4 動作結果