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スペクトラム拡散通信技術の基礎と応用 | AITOP
  • 申込要領

書籍


スペクトラム拡散通信技術の基礎と応用


コード TR No.8
刊行日 1997年5月
体裁 B5判、197頁
価格関連備考 価格:6,900円(税別)
発行 株式会社トリケップス
問い合わせ (有)アイトップ
TEL:0465-20-5467 E-mail:ktl@r4.dion.ne.jp
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監修 中川 正雄 慶應義塾大学
執筆者
中川 正雄 慶應義塾大学 理工学部 電気工学科 助教授
河野 隆二 東洋大学 工学部 電気工学科 助教授
水野 光彦 郵政省 電波研究所 総合通信部 通信系研究室 研究官
長谷川孝明 埼玉大学 工学部 電気工学科 助手
正村 達郎 日本電信電話株式会社 技術企画本部 技術企画部 第2計画担当課長
皆川 昭一 クラリオン株式会社 半導体研究所 第3研究室 担当課長
中田 健二 株式会社日立製作所 笠戸工場 流通産業プラント設計部
吉田  豊 株式会社日立製作所 笠戸工場 流通産業プラント設計部 技師
藪  博昭 株式会社日立製作所 笠戸工場 流通産業プラント設計部 主任技師
大泉 純一 株式会社日立製作所 機械研究所 研究員
広崎膨太郎 日本電気株式会社 中央研究所 C&Cシステム研究所 通信研究部 課長
吉川 善郎 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 開発研究所 課長

内容項目

<スペクトラム拡散通信の基礎編>

第1章 スペクトラム拡散通信の基礎編
 1 スペクトラム拡散通信と従来の通信
  1.1 通信の分類とSSの置かれた位置
  1.2 条件の悪い状態の伝送路と通信方式
  1.3 直接スペクトラム拡散方式と従来の方式
  1.4 周波数ホッピング方式
 2 拡散符号と相関関数
  2.1 擬似ランダム符号
  2.2 M系列符号の自己相関関数
  2.3 M系列符号の相互相関関数
 3 符号分割多重通信方式
 4 拡散符号の同期
  4.1 初期引き込み
  4.2 同期保持
  4.3 マッチドフィルタ
 5 SS通信の歴史
  5.1 WHYN
  5.2 HUSU-UP
  5.3 BLADES
  5.4 Noise Wheels
  5.5 CODORAC
  5.6 郵政省電波研究所における研究
  5.7 FCCの認可

第2章 拡散符号(擬似雑音系列)
 1 擬似雑音系列(PN系列)
  1.1 自己相関関数と相互相関関数
  1.2 擬似雑音(PN)系列とは
 2 スペクトラム拡散通信PN系列
  2.1 拡散符号としてのPN系列の条件
  2.2 非周期相関関数
 3 直接拡散変調のためのPN系列
  3.1 LFSR系列
  3.2 その他の2PN系列
  3.3 非線形フィードフォワード論理操作を含む系列
 4 周波数ホッピング変調のためのPN系列
  4.1 多値M系列
  4.2 OCC系列
  4.3 リードソロモン(RS)系列
 5 PN系列の応用
  5.1 レーダ(スペクトラム拡散測距)
  5.2 線形システムのパラメータ評価(システム同定)
  5.3 スクランブラ、暗号システム

第3章 スペクトラム拡散通信におけるディジタル信号処理
 1 狭帯域干渉信号の適応的除去
 2 ディジタル信号処理を用いた拡散符号の同期ループ

第4章 周波数ホッピング変調方式
 1 基本原理
  1.1 拡散変調方式
  1.2 情報変調方式
  1.3 信号スペクトラム
 2 白色ガウス雑音下の性能
 3 狭帯域干渉波に対する性能
  3.1 CW干渉波に対する誤り率特性
  3.2 リミッタと誤り訂正符号
  3.3 狭帯域雑音に対する誤り率特性
 4 周波数ホッピング技術
  4.1 周波数シンセサイザ
  4.2 マッチドフィルタ


<スペクトラム拡散通信の応用編>

第6章 SS方式の陸上移動通信への応用
 1 スペクトラム拡散陸上移動通信の特徴とその発展
  1.1 陸上移動通信の特徴
  1.2 SS陸上移動通信の発展
 2 周波数補ッピン具装置の実例
  2.1 動作と諸元
  2.2 基本性能
  2.3 FH装置の走行実験結果
 3 移動通信への適用性
  3.1 多元接続と直交性
  3.2 スペクトラム利用効率
  3.3 技術課題

第7章 衛星通信、深宇宙通信への応用
 1 スペクトラム拡散通信技術の適用領域
  1.1 干渉軽減効果の応用
  1.2 多元接続方式としての応用
 2 衛星通信への応用
  2.1 我が国のスペクトラム拡散衛星通信方式
  2.2 その他の衛星通信への応用
 3 測距技術への応用
  3.1 TDMA方式の初期捕捉技術
  3.2 航行システムヘの反応
 4 深宇宙通信への応用

第8章 スペクトラム拡散通信用SAWデバイスとその応用
 1 概説
  1.1 スペクトラム拡散通信用デバイス
 2 SAWデバイスの概要と動作原理
  2.1 SAWマッチドフィルタ
  2.2 SAWコンボルバ
  2.3 MSKフィルタ
 3 SAWコンボルバの実際例
  3.1 分離媒質型
  3.2 エラスティック型
  3.3 圧電/半導体型
 4 通信システムへの応用
  4.1 アクティブ相関器との比較
  4.2 システムスペックによるデバイス選択
  4.3 SAWコンボルバを生かしたシステム構築
  4.4 今後の展望

第9章 FAシステムへの応用
 1 はじめに
 2 F&F自動倉庫システム
  2.1 F&F自動倉庫システムの概要
  2.2 F&F自動倉庫システムの構成設備
 3 各種通信方式の検討
  3.1 物流システム用通信装置の検討
  3.2 スペクトラム拡散通信方式の採用経緯
 4 SS通信装置の概要
  4.1 拡散方式
  4.2 スペクトラム拡散符号発生方式
  4.3 同期方式
  4.4 信号処理、通信制御回路
 5 応用事例
  5.1 物流システム無人搬送台車制御
  5.2 ラバータイヤ式クレーン自動化システム
 6 適用動向

第10章 HAシステムへの応用
 1 スペクトラム拡散通信方式の特徴
 2 電灯線データ伝送への適用
 3 システム設計
 4 電灯線バス(高速方式)標準案
  4.1 背景
  4.2 標準案の解説(電気物理条件)
 5 HAシステムへの応用
あとがき スペクトラム拡散通信の将来展望