発刊日 | 2006年3月15日 |
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定価 | 本体1,800円+税 |
頁数 | 162頁 |
造本 | B5 |
ISBN | ISBN4-86043-121-9 |
発行 | (株)エヌ・ティー・エス |
問い合わせ |
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監修 |
著者 阿多 誠文・石橋 賢一・根上 友美・関谷 瑞木(産業技術総合研究所) |
趣旨 |
【本書の特徴】 ナノテクノロジーは,豊かな未来社会を支える情報通信,ライフサイエンス,バイオ,エネルギー等の様々な技術の共通基盤となる科学技術である。まだ具体的な応用例は少ないものの,ナノテクノロジーは21世紀前半の最も重要な科学技術とみなされている。 このような大きな期待の反面,我々が予想もしない様な負のインパクトの存在が懸念され,これが漠然とした不安となり,社会受容を妨げている事実がある。我が国では2004年末にナノテクノロジーの標準化活動が開始され,ナノ計測やナノリスクの評価法のような計測や評価手法も標準化へ向けて動き出した。 本書では,ナノ炭素材料を題材としてそのリスク評価の現状を把握し,産業化に際しての対応,あるいはナノ標準化等の動向を俯瞰的にまとめた。また法律や倫理面の課題も取り上げ,ナノ炭素材料の社会受容を包括的な視点で捉えることを試みた。 |
書籍・DVDの内容
1 ナノテクノロジー,ナノ炭素材料の社会的影響と社会受容 2 ナノ炭素材料の生体影響研究動向 3 ナノ炭素材料の健康・環境・安全問題への取組み 4 ナノテクノロジーおよびナノ炭素の標準化 5 ナノテクノロジー社会的影響への取組み―よりよい未来のために