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高分子科学と有機化学とのキャッチボール ~新規重合反応および新構造・機能の開発を目指して~ | AITOP
  • 申込要領

書籍


高分子科学と有機化学とのキャッチボール ~新規重合反応および新構造・機能の開発を目指して~

発刊日 2001年5月31日
定価 本体22,200円+税
頁数 156頁
造本 B5判 上製
ISBN ISBN4-900830-81-X
発行 (株)エヌ・ティー・エス
問い合わせ (有)アイトップ
TEL:0465-20-5467 E-mail:ktl@r4.dion.ne.jp
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監修
(社)高分子学会編
編集委員
平谷 和久	 	独立行政法人産業技術総合研究所界面ナノアーキテクトニクス研究センター総括研究員
和田 哲夫	 	昭和電工(株)総合研究所川崎研究室第1グループ主席研究員
古宮 行淳	 	(株)クラレくらしき研究所研究主管
佐々木 裕	 	東亞合成(株)名古屋総合研究所オキセタンプロジェクト専門主査
石戸谷昌洋	 	日本油脂(株)電材事業開発部第2開発営業部長
遠藤  剛	 	山形大学工学部機能高分子工学科教授/東京工業大学名誉教授
趣旨 【本書の特徴】
高分子学会主催「ポリマーフロンティア21 高分子科学と有機化学とのキャッチボール」セミナー(2000年11月)を編集。有機化学分野における新反応を高分子合成に応用する手法を解説。

書籍・DVDの内容


 転位反応を利用する新規重縮合系ポリマーの合成と特性
1.	はじめに
2.	連続的なクライゼン転位反応を利用する有機機能性物質の合成
2.1.	タンデムクライゼン転位反応
3.	ベンズオキサゾール構造を持つモデル化合物の合成
 	
4.	ポリ(エーテル-アミド)を経由するポリ(ベンズオキサゾール)誘導体の合成
5.	ポリ(エーテル-ウレア)誘導体の合成とその熱分解反応
6.	おわりに
7.	謝辞
 
	
 N-ビニルアセトアミド系ポリマーの合成と特性
1.	はじめに
2.	N-ビニルアセトアミド系ポリマー(PNVA)
2.1.	開発経緯
2.2.	NVAモノマーの合成
2.3.	N-(α-アルコキシエチル)アセトアミドの合成
2.4.	各種溶媒におけるNVAモノマーの溶解度
2.5.	NVAモノマーのポリマー化
3.	NVAポリマー
3.1.	開発経緯
3.2.	PNVAの特徴
4.	PNVA吸液剤
4.1.	ポリマー化方法
4.1.1.	架橋構造を持つポリマーへのアプローチ
4.1.2.	多官能モノマー
4.2.	吸液のメカニズム
4.3.	PNVA吸液剤の機能
4.4.	PNVA吸液剤のグレード
5.	PNVA吸液剤の特性
5.1.	各種塩溶液の吸水性
5.2.	紫外線に対する安定性
5.3.	耐熱性
 	
5.4.	熱安定性
5.5.	増粘作用
6.	NA-500
6.1.	開発経緯
6.2.	各種溶液の吸液性
7.	PNVA吸液剤の応用例
7.1.	水膨潤ゴム
7.2.	除湿剤のゲル化剤
7.3.	保冷剤への応用
7.4.	芳香剤基材
7.5.	廃液固化剤
7.6.	園芸緑化への応用
8.	PNVA系直鎖状ポリマー
8.1.	PNVA系直鎖状ポリマーのグレード
8.2.	PNVAホモポリマーの分子量と水溶液の粘度
8.3.	PNVA系ホモポリマーの各種溶液中での粘度
8.4.	硬化剤を用いた耐水化方法
8.5.	医療用貼付剤への応用
9.	安全性試験結果
10.	おわりに
 
	
 ラジカル重合によるブロックポリマーの合成と応用
1.	はじめに
2.	ラジカル重合によるブロック共重合体の合成法
2.1.	マクロ連鎖移動剤の合成
2.2.	ブロック共重合体の合成
3.	ラジカル重合によるブロック共重合体の性質
4.	ラジカル重合によるブロック共重合体の応用
 	
4.1.	表面改質剤
4.2.	樹脂相溶化剤
4.3.	無機フィラー改質剤
5.	ポリプロピレン-b-ポリアクリル酸エステル系ブロック共重合体の水性分散液
6.	おわりに
 
	
 オキセタン類の合成と高分子材料への展開
1.	はじめに
1.1.	潜在性触媒を用いた硬化型材料
1.2.	光硬化型材料
1.3.	カチオン重合型材料
1.4.	環状エーテルのカチオン開環重合
2.	オキセタン化合物の光カチオン重合特性
2.1.	Real time FT-IR測定による重合特性の評価
2.2.	計算機化学による検討
 	
2.3.	Photo-DSC測定による配合系の重合性の評価
3.	オキセタン化合物の分子設計
4.	高分子材料への応用
4.1.	光カチオン硬化型材料への応用
4.2.	シルセスキオキサン構造の導入
4.3.	2-フェニルオキセタン化合物
5.	まとめ
 
	
 ビニルエーテルによるカルボキシル基のブロックとネットワークポリマーへの応用
1.	熱硬化性樹脂の利用
1.1.	熱硬化性樹脂に利用されている硬化反応
1.2.	熱硬化性樹脂に求められる性能
2.	潜在性硬化剤とその設計
2.1.	潜在性を得るための手法
2.2.	潜在性硬化剤を利用した硬化システム
2.3.	反応性官能基のブロック化技術
3.	ビニルエーテルを利用したカルボキシル基の潜在化技術
3.1.	カルボキシル基とエポキシドを利用した硬化反応
3.2.	従来のカルボキシル基の潜在化手法
3.3.	カルボキシル基のアルキルビニルエーテルによる潜在化
3.4.	潜在性カルボン酸化合物の合成と性状
3.4.1.	ブロック化多価カルボン酸類の性状
3.4.2.	潜在性硬化剤の合成と設計
 	
3.5.	ヘミアセタールエステル(ブロック酸化合物)の熱解離反応
4.	ヘミアセタールエステル(潜在性カルボキシル基)とエポキシドの硬化反応
4.1.	無触媒下での硬化反応
4.2.	触媒存在下での硬化反応
5.	ネットワークポリマーへの応用
5.1.	自動車用耐酸性雨塗料への応用
5.1.1.	ブロックカルボン酸を利用した塗料の構成
5.1.2.	熱硬化挙動
5.1.3.	耐酸性雨性
5.1.4.	耐候性
5.1.5.	貯蔵安定性
5.1.6.	ブロック酸硬化型塗料の特徴
5.2.	ブロック酸/エポキシド硬化システムの応用展開
 
	
 カチオン重合における生長末端の変換と制御―サマリウム錯体を用いる新しい高分子合成―