実務に直結した技術・工業数学・工業英語セミナーをご案内!
技術コンサルタントとして22年間、多くの企業に技術指導を実施!
機械の開発・設計時に共振させないようにするために!
振動のコンピュータ・シミュレーションを技術的に正しく活用するためにも必要!
実務にすぐに100%活用できるプロのノウハウ!
簡単に短時間に固有振動数などの概略値を手計算で求める各種計算法とノウハウを解説する特別セミナー!!
特典:セミナーお申し込み時に備考欄に「無料技術相談希望」とご記入頂きますと、先着5名様に後日ご都合をお打合せの上、無料技術相談(場所:小田原)を実施致します。
講師 |
(社)日本騒音制御工学会認定技士 (社)日本音響学会技術開発賞受賞 有限会社アイトップ 技術コンサルタント 通訳・翻訳 工学博士 小林英男 先生 |
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講師略歴 |
東京電機大学工学部卒業後、リオン㈱に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、および海外事業部でセールスエンジニアとして従事。学生時代にカリフォルニア大学バークレイ校に語学研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。 ㈱アマダに勤務し、工場で組立・製造・検査、海外事業部で技術サービスおよび技術コンサルタント、システム事業部で板金加工自動化ライン(FMS)の開発・設計、技術研究所でアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出した。上記のように、製造、サービス、設計、開発、研究の実務経験を積んだ。 その後、技術コンサルタントとして独立して20年が経過した。リオン㈱、㈱小野測器、サイバネットシステム㈱等をはじめとして1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、200社以上の企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施。この間に先進国を中心に25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行う。 |
所属学会 |
・日本機械学会 ・日本塑性加工学会(計算力学分科会委員) ・日本騒音制御学会 ・日本音響学会 |
日時 |
2017年8月29日(火) 10:30~16:30 受付開始 10:15 |
会場 |
下車駅 : 小田原駅(新幹線・JR・小田急線) 東口を出て右に徒歩2分 東京駅から小田原駅までは、「こだま」で38分の所要時間です。 <アクセス例> 青森駅05:45~東京駅~小田原駅10:07 広島駅06:00~新横浜駅~小田原駅10:07 セミナー会場 : おだわら市民交流センター(UMECO) 1 階 第7セミナー室 (去年完成したばかりですので綺麗です) 会場所在地 : 〒250-0011 神奈川県小田原市栄町一丁目1番27号 TEL:0465-24-6611 アクセスマップ |
受講料など |
<受講料について> ・受講料 割引価格を適用 (本来の受講料は非会員様の場合で、¥48,300/人になります) 受講料(非会員様): 43,200円/人 (税・テキスト含む、昼食代は含みません) 受講料(会員様): 37,800円/人 (税・テキスト代含む、昼食代は含みません) 下記の無料会員登録をして頂きますと、上記の「受講料(会員様)」が適用されます。すでに会員登録されている受講者様は、再度無料会員登録する必要はありません。 *無料会員登録を行うには、ここをクリック下さい。 同じ会社から複数名様(2名様以上)が同時にお申込みされると、お二人目様から、お一人あたり\5,000が割引されます。 (例1)3名様が同時お申込みで、全員が無料会員登録をされている場合 : 37,800円(お一人目様)+32,800円×2(お二人目様と三人目様)=103,400円 (例2)2名様が同時お申込みで、全員が無料会員登録をされていない(非会員様)場合 : 43,200円(お一人様目)+38,200円(お二人様目)=81,400円 <テキストについて> テキストは1枚のA4に2スライド印刷なので文字が小さくならず見やすく、片面印刷なので裏面をメモに使用できます。レーザープリンターで印刷しますので、カラーが鮮明で水に濡れてもみじみませんし、印刷面にボールペンやシャープペンシルで容易に追記できます(印刷のしかたによってはボールペンのインクが定着しずらく、よって追記しにくいという場合もありますが、当社のテキストではこのようなことは無く容易に追記ができます)。 <受講料のお支払いについて> ・会社受講(会社が支払う)の場合 お支払いは、原則としてセミナー開催日の翌月末日迄にお支払頂く様お願い申し上げます。間に合わない場合は、当社にご相談頂く様お願い申し上げます。 ・会社受講ではなく個人受講(会社ではなく受講者が支払う)でお申し込みの場合は、セミナー開催日の3営業日(営業日とは、土日・祝日を除くということ)前までに当社指定銀行口座に現金振込み頂くか、セミナー当日に受付にて現金にてお支払い頂くことになります。領収書はその場で発行致します。領収書のあて名は「個人名」または「会社名」のどちらかをその場でご指定下さい。 <昼食と講習中の飲み物などについて> セミナー受講料には昼食代を含みません。セミナー会場の周辺には多くの飲食店があります。 当社作成の「会場周辺の食事処」情報をご参照下さい。 コンビニなどでサンドイッチやお弁当を購入して、セミナー会場で食べることもできます。セミナー会場は飲食自由ですが、飲み物はフタのついた容器(ペットボトルなど)に入ったものに限らせて頂きます。 講習中もフタのついた容器に入った飲み物に限り、ご自由にお飲み頂けます。セミナー会場1階の出入り口近くにドリンクの自販機があります。 |
定員 | 20名様(先着順、満席になり次第お申し込み受付を終了致しますので早めにお申込み頂く様お願い申し上げます。) |
お申込み |
ここをクリックして下さい。メール(送信先は、ktl@r4.dion.ne.jp)でお申込み頂くこともできます。 |
講師からの一言
世はまさにCAE全盛時代ですので、振動の分野でも有限要素法などによるコンピュータ・シミュレーションが盛んに行われています。ところが、これらを行っているエンジニアは、振動技術に十分熟知した上でこれらの CAE技術を使いこなしているのでしょうか? コンピュータ・シミュレーションにより計算結果を得たが、これが技術的に正しいのか誤っているのかが判断できないというエンジニアが大変多いということがよく言われています。
本セミナーではこのような状況をふまえ、コンピュータシミュレーションで固有振動数などを得る前に、簡単に短時間で固有振動数などの概略値を手計算で求める各種の計算法とノウハウを解説することに致しました。手計算で計算を行うことを前提にしていますので、微積分などのわかりにくい数学を全く使用せずに、四則演算だけで計算を行います。
本セミナーを受講されれば、コンピュータ・シミュレーションで固有振動数などを求める前に、手計算で概略値が容易に計算できるのでコンピュータ・シミュレーションの妥当性が判断しやすくなります。つまり、振動のコンピュータ・シミュレーションをブラックボックスとしてではなく、技術的に正しく捉えて活用することができるようになります。換言すると振動に対する鋭いエンジニアリングセンスが身につくということです。
この技術は、振動のコンピュータ・シミュレーションにとっても実は必須の技術なのです。
このセミナーの内容は日本ではこのセミナーの講師によるものだけです。
本セミナーでの計算は電卓無しで行えますが、電卓をご使用されたほうが便利ですので電卓をご持参頂くことをお勧め致します。
【受講対象者】
1.振動技術全般があまり理解できていない方
2.振動のCAE技術をブラックボックスとして使用している方
3.固有振動などを手計算で計算したことが無い方、またはあまり計算したことが無い方
4.固有振動数などを手計算で行う方法がわからない方
5.振動についてのエンジニアリングセンスを身につけたい方
6.部下の書いた図面をみて、簡単な手計算をすることにより、『ここは共振しているんじゃないの?』 などというアドバイスができるようになりたい方
【習得知識】
1.直接振動系における手計算による固有振動数の計算方法
2.ねじり振動系における手計算による固有振動数の計算方法
3.軸に複数の質量が取り付けられている場合の手計算による固有振動数の計算方法
4.自由振動、強制振動の場合の手計算による減衰の値の計算方法
<当社のセミナーを受講頂きました受講者様の声(抜粋)>
<当社のセミナーを受講頂きました企業様(抜粋)>
1.振動のプロが好む手計算による固有振動数の計算方法 : 直線振動系 1-1 手計算のための直線振動系のモデル化のしかた ① 難しい多自由度系の計算ではなく! ② 振動計算で一番難しいのがモデル化! 1-2 直線振動系における固有振動数の計算式(3種類) (1) ばねの質量を考慮しない場合の手計算の方法 (2) (1)の固有振動数を求める式の導出 (3) 1自由度の固有振動数を表す式を運動方程式から 求めてみよう! ① 解き方(Ⅰ):実数解を使用 ② 解き方(Ⅱ):複素数解を使用 ③ 解き方(Ⅲ):複素数解(指数関数解)を使用 ④ 解き方(Ⅳ):ラプラス変換を使用 (4) 計算練習 ①~④ (5) ばねの質量を考慮する場合の手計算の方法と 計算練習 ①の計算練習 【参考:ばねの質量の考慮のしかたについての 理論的解析】 【参考:ばねの質量を無視した場合の解析】 ②の計算練習 【参考:片持ちはりの質量の考慮のしかたについて の理論的解析】 【参考:ばねの質量の算入法の代表例の整理】 ③の計算練習 ④ ③のケースの一般化 ⑤ 片持ちはり自体の自重を等分布荷重と 考えたときの固有振動数の計算 【参考:片持ちはりの自重による最大たわみ量から 固有振動数を求める方法】 (6) ばねの直列接続と並列接続の区別と合成ばね定数の 計算方法 (ⅰ) 計算する (ⅱ) 実測する (ⅲ) 固有振動数の実測値から逆算する。 (a) 下図で2本のばねは直列接続か、並列 接続か? (7) 計算練習 (ⅰ)、(ⅱ) 2.振動のプロが好む手計算による固有振動数の計算方法 : ねじり振動系 2-1 手計算のためのねじり振動系のモデル化のしかた 2-2 ねじり振動系における手計算の方法と計算例 (1) 計算手順 (2) 直線振動系と回転(ねじり)振動系の対応関係 (S I 単位) (3) 振動の分野で用いる主な単位(S I 単位) (4) 直線運動と回転(ねじり)運動の方程式の対応関係 (5) 相当静たわみを使用したねじり振動の固有振動数 を求める式の導出 【参考:ねじりばね定数の測定方法】 (6) 計算練習 ①、② 3.振動のプロが好む手計算による固有振動数の計算方法 : 軸に複数の質量が取り付けられている場合 3-1 ダンカレーの近似式とは? 3-2 ダンカレーの近似式を実践的に計算するための準備 3-3 ダンカレーの近似式の計算手順 3-4 計算練習 ①、② 4.振動のプロが好む手計算による減衰の値の計算方法 4-1 自由振動の場合の手計算の方法 4-2 計算練習 ①、② 【参考:減衰比の値による減衰のしかたの特徴】 4-3 対数減衰率から減衰比を求める方法 4-4 計算練習 5.質疑応答