現在、当社のセミナーのホームページを下記のURLに移設中です。
これからの開催セミナーの情報につきましては下記のURLをご参照頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。
https:aitop.stars.ne.jp/new_seminar_list_1.html
・受講料 お一人様¥40,000(テキスト代など全てを含みます)
ご視聴開始希望日をお申込みフォーマットの備考欄にご記入頂く様お願い申し上げます。セミナーのご受講お申込み後に当社宛のメール(ktl@r4.dion.ne.jp)にてご連絡頂くこともできます。
左の動画は本セミナーの解説例として、講師のYouTubeチャンネルである「小林英男の英語によるYouTube科学技術大学」から引用したものです。パリス則の式の導出と使用方法について英語で解説しております。この動画は、YouTubeにて世界に発信するのが目的で作成致されたものですので英語で解説しておりますが、このセミナーは全て日本語で分かりやすく工夫して解説いたしますのでご安心下さい。
右の写真をクリックすると本セミナーの講師のブログに飛びます。ブログの題名は「技術コンサルタントのひとりごと」、いろいろな技術内容などについて短くしかも分かりやすく解説したものですでに投稿総数は250件を超えています。
・材料力学や弾性力学を駆使した機械設計力学では、疲労解析や破壊解析は
全くできません。
・また、振動工学を駆使しても疲労解析や破壊解析は全くできません。
・疲労解析や破壊解析のわかりやすい解説だけでなく、さらに理解を深める
ために計算例題を解説いたしますので、大変理解しやすいセミナーに
ためになっております。
・本セミナーで解説する技術は、疲労破壊解析分野のCAEによる計算結果の
妥当性の検証に大いに役立ちます!
・この分野のCAE解析結果に振り回されないようにするために必要になる
実務技術
についても分かりやすく解説致します!
・疲労解析ソフトやき裂進展シミュレーションソフトの世界の動向について
も解説致します!
講師
(社)日本騒音制御工学会認定技士
(社)日本音響学会技術開発賞受賞
有限会社アイトップ 技術コンサルタント 通訳・翻訳
名古屋大学大学院 非常勤講師
博士(工学) 小林英男 先生
講師略歴
東京電機大学工学部機械工学科卒業後、東京農工大学大学院工学研究科にて特別研究員(5年間)。
大学生時代にESS(英会話部)に所属し、カリフォルニア大学バークレイ校(通称UCバークレー、世界大学ランキングで毎年10位以内)にて英語研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。上智大学にて開催された全日本選抜集中合宿英語研修(2週間英語のみ、日本語禁止、主催は財団法人語学教育振興会で会長は東京大学名誉教授坪井忠二先生)に2年連続で選抜され参加。東京電機大学第53代ESS部長。技術だけでなく英語の勉強にも集中したのは卒業後に世界で活躍できるエンジニアになるため。
大学卒業後、リオン㈱に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、および海外事業部でヨーロッパを担当してセールスエンジニアとして従事。
㈱アマダに勤務し、工場で組立・製造・検査、海外事業部でNCタレットパンチプレスの修理・NCプログラムの作成教育・板金加工技術のコンサルタント、システム事業部で板金加工自動化ライン(FMS)の開発・設計、および技術研究所でアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出した。上記のように、製造、サービス、設計、開発、研究(製造~研究まで)の一連の実務経験・実績を積み重ねた。
その後、技術コンサルタントとして独立して28年が経過した。1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、多くの企業に対し振動・騒音分野およびマルチフィジックス分野で技術指導および技術コンサルティングを実施。この間に先進国を中心に25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をしてきた。またときに通訳・翻訳なども依頼され実施してきた。
ここ10年以上は推測統計解析、ベイズ統計解析の研究にも力を入れ、実務エンジニアリングへのベイズ統計学の適用、および機械学習やAIの研究にも力を入れている。
セミナーの講師歴は約30年間。日刊工業新聞社主催などの多くの技術セミナー・(技術)英語セミナー・工業数学セミナー・応用物理数学セミナーの講師を実施してきた。この間に専門学校や大学で非常勤講師も行ってきた。
また、日刊工業新聞社主催のセミナー講師歴は長く10年以上。本セミナーの内容にも関連する流体と振動・騒音や伝熱とのマルチフィジックス解析の技術指導も行ってきた。また現在は、機械学習・AIにより従来技術を高知能化するための技術指導にも力を入れている。
本セミナーでは、上記に関連した技術理論はもとよりその時々の実際の実務経験・技術ノウハウもまじえながら分かりやすく解説致していきます。
所属学会
・日本機械学会
・自動車技術会
・日本ロボット学会
・日本騒音制御学会、etc.
日時
ご視聴開始日時:ご連絡頂いたご視聴開始希望日
セミナー形態
本セミナーは、最近開催したセミナーのオンデマンドセミナーです。7日間は何回でもセミナーの途中からでも繰り返し視聴ができます。
ご視聴開始希望日をお申込みフォーマットの備考欄にご記入頂く様お願い申し上げます。セミナーのご受講お申込み後に当社宛のメール(ktl@r4.dion.ne.jp)にてご連絡頂くこともできます。
受講料など
<受講料について>
お一人様¥40,000(テキスト代など全てを含みます)になります。
<テキストについて>
テキストは、PDF化したものをメールに添付して受講者様にお送りさせて頂きます。基本的には、ご受講開始日にPDFテキストをお送り致します。
テキストは1枚のA4の用紙に2スライド印刷(4スライド印刷ではありません。4スライド印刷では小さな字が見にくいので。)なので文字が適度な大きさなので見やすくなっております。テキストはフルカラーで当講師オリジナルの分かりやすい多くのカラー解説図を含みます。
なお、テキストをコピーして2次配布することなどは、コンプライアンス(法令遵守)およびコーポレートガバナンス(企業統治)により禁止になっております。
<受講料のお支払いについて>
・会社受講(会社が支払う)の場合
お支払いは、セミナー受講のお申込み頂き受講料の請求書が届きましたら、なるべく早く当社指定銀行口座(受講料の請求書に記載されております)にお振込み頂く様お願い申し上げます。遅くてもセミナーのご視聴開始日の翌月の末日までにお支払い頂く様お願い申し上げます。
領収書が必要な場合は、メールにてその旨ご連絡頂ければご指定頂いた宛先名で領収書を発行致します。
また、会社支払いの立替えで受講者様が直接お支払い頂くこともできます。
・会社受講ではなく個人受講(会社ではなく受講者様が受講料をお支払い)でお申し込みの場合
セミナー開催日の3営業日前迄に当社指定口座にお振込み頂く様お願い申し上げます。この場合、当社指定口座に関する情報は、セミナーお申込み日にメールにてご連絡させて頂きます。
この場合も領収書が必要な場合は、メールにてその旨ご連絡頂ければご指定頂いた宛先名で領収書を発行致します。
<請求書について>
2023年10月にインボイス法が施行されました。当社は免税事業者を選択しましたので、請求書に課税事業者番号は記載されておりません。よって、消費税も請求致しません。請求書には当社が免税事業者であることが明記されております。
<ご注意事項>
今までのリアルセミナー(会場セミナー)やZoomリアル配信セミナー同様、受講者がセミナーのスクリーンショットや録画・録音を行うことなどは法律で一切禁止されております。
受講者以外の方が視聴することも禁止されております。
また、時としてご視聴頂く動画の内容やテキストの内容が一部が、ネットで告知しておりますセミナーの目次と多少異なる場合があるかもしれません。その場合はご容赦頂く様お願い申し上げます。
お申込み
ここをクリックして下さい。メール(送信先は、ktl@r4.dion.ne.jp)でお申込み頂くことができます。
講師からの一言
疲労破壊を未然に防止するには、その前過程である弾性力学や塑性変形の理解が大事であり、同時に時間と共にき裂進展することから、き裂の力学である破壊力学の理解も大事です。
構造部材の研究や開発や設計者および現場技術者において、部材の強度は設計の基本となる重要な因子です。疲労破壊においては、この部材の強度と共に、部材の構造、変動負荷、材料の3大要因を有効に制御し、その防止対策を構築することが求められます。本セミナーは、疲労破壊などの破壊防止に携わる研究や開発や設計者および現場技術者にとって、その未然防止に有効な技術を取得するための貴重な機会になっております。
さらに、本セミナーでは、亀裂発生による亀裂の進展測度の計算法や余寿命の計算法についても具体例を基に解説致します。多くの計算練習問題の解き方を学ぶことにより、この分野特有の計算ノウハウなどについても解説いたします。これらの手計算手法は、有限要素法による疲労破壊解析結果の妥当性の検証にも大いに役に立ちます。
また、部材が破壊する場合2種類の原因が考えられます。一つは部材の疲労破壊、もう一つは振動による共振で破壊。この2つを技術的な特徴や見分け方について技術的に解説している技術専門書は無いと思いますが、本セミナーではここについても解説致します。
<受講対象者>
1. 疲労解析・破壊力学を根底から理解されたいかた
2. 疲労解析・破壊力学を習得し実務に役立てたい方
3. 疲労解析・破壊力学に関する技術専門書を読んだが理解できなかったという方
4. 市販の疲労破壊解析シミュレーションソフトが技術的にどのような計算をしているのかを理解されたいかた
5. 部材に発生した亀裂の進展測度を自分で計算し、部材の余寿命を自分で計算できるようになりたいというかた
6. お客様に販売した製品のなかの部材が急に破断してしまったときにその原因追及に疲労破壊解析を使用したいというかた
7. 部材が振動により共振して破壊した場合と部材が経年変化などで疲労破壊した場合の技術的な内容とその違いを理解して技術的に区別する方法について知りたいかた
7. 部下の管理監督上、疲労解析・破壊力学をについての実務上のポイントを理解しておきたいかた
<本セミナー受講前の予備知識>
・機械力学の常識程度でいいので、材料力学における「応力ーひずみ線図」のあたりだけでいいので事前にご理解しておいて頂ければ幸いです。
・本セミナーではところどころで微分(常微分・偏微分)や積分を使用しますが、これらが理解できなくても上記の各種計算が自分でできるようになる技術および計算ノウハウを分かりやすく解説いたしますので、ご安心下さい。
・関数電卓をご使用になりながら本セミナーをご視聴頂ければと考えます。
<習得知識>
上記の<受講対象者>の所に記載されている全ての内容。
1.金属疲労の基礎
1-1 まず、材料力学と材料強度学の違いは?
(1) 材料力学とは?
(2) 材料強度学とは?
1-2 硬い材料の破壊と柔らかい材料の破壊
1-3 疲労とは?
1-4 疲労のメカニズムとは?
1-5 疲労を発生させる応力とは?
1-6 繰返し応力とは?
1-7 変動応力とは?
1-8 疲労破壊とは?
1-9 S-N線図とは?
1-10 低サイクル疲労とは?
1-11 高サイクル疲労とは?
1-12 超高サイクル疲労とは?
1-13 高温クリープとは?
1-14 フレッティングとは?
2.疲労および疲労解析とは?
2-1 疲労き裂の発生と進展
2-2 なぜ最初に45°方向に亀裂が入るのか?
2-3 ビーチマークとストライエーション
2-4 実際にはいろいろな応力が働く
2-5 破壊事故例の原因別分類
2-6 S-N線図のイメージ図と描き方
2-7 累積損傷則
(1) マイナー則
(2) 修正マイナー則
2-8 低サイクル疲労・高サイクル疲労
(1) 低サイクル疲労のヒステリシスループ
(2) 繰返し応力-ひずみ曲線
(3) ひずみ基準の疲労寿命予測
(4) 高サイクル疲労(バスキンの式)
(5) 低サイクル疲労(マンソン・コフィンの式)
(6) 統合された疲労寿命式(モローの式)
(7) ε-N 曲線
(8) 疲労寿命推定法
3.破壊力学とその使用法
3-1 なぜ破壊力学が必要なのか?
3-2 き裂とは?
3-3 ミクロき裂の発生を抑えるには?
3-4 き裂の変形のしかたとは?
3-5 応力拡大係数の定義式
3-6 エネルギー解放率とは? その定義式とは?
3-7 J積分とは ?
(1) J積分の考え方
(2) J積分の定義式
3-8 パリス則とは?
(1) 応力拡大係数範囲とき裂進展速度の関係
(2) パリス則を式で表すと
3-9 破壊力学パラメータを用いた寿命予測
(1) 準備
(2) 絶対的な寿命予測
3-10 疲労限度と引張強さ・硬さとの関係
(1) 鉄鋼材料の回転曲げの疲労強度を使用する場合
(2) 回転曲げ以外の鉄鋼材料の疲労強度と静的強度の比
(3) 非鉄金属材料(アルミニウム合金、銅合金)の回転曲げ疲労の場合
4.実務のための計算のしかた・ノウハウの説明と計算練習(実際に計算して頂きます)
-手計算による有限要素法による疲労・破壊の解析結果の検証法としてー
4-1 引張強さと硬度から疲労限度を求めてみよう!
4-2 真中にき裂がある場合の応力拡大係数 KⅠ を計算で求めてみよう!
4-3 片側にき裂がある場合の応力拡大係数KⅠを計算で求めよう!
4-4 マンソン-コフィンの式から疲労寿命を計算してみよう!
4-5 破断するまでの寿命を計算で求めてみよう!
4-6 マイナー則および修正マイナー則による累積損傷値の計算
4-7 修正マイナー則により疲労寿命を推定計算してみよう!
5.疲労解析ソフトの世界の動向
6.き裂進展シミュレーションソフトの世界の動向
7.疲労を検知するセンサとは?
8.疲労破壊解析技術への機械学習の応用事例
<オンデマンドセミナー>
<2024年4月1日~4月30日迄受付>
★ご視聴開始日から7日間視聴し放題!
セミナー名称:
『疲労破壊防止の基礎と実践設計:例題で学ぶ』
9.質疑応答
・本セミナーへのお申込みは「お申込みはこちら」より当社お申込みフォームをご利用頂くようお願い申し上げます。
・本セミナーに関するお問い合わせは 「お問い合わせ」 へお願い致します。
・セミナー内容は、諸事情により多少変更になることがあります。