乳化重合・懸濁重合による高機能性高分子微粒子の合成と応用
「微粒子をつくる」原点に戻って、あらたな市場に高度化した高分子微粒子を供給するために、基礎事項、情報を習得しよう!
~高分子微粒子をつくれるユニークな重合法を活かそう~
講師 |
東京農工大学 名誉教授 工学博士 尾見 信三 氏
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講師略歴 |
【専門】
化学工学、反応工学、高分子微粒子の合成と応用
【学協会】
高分子学会、化学工学会
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日時 |
2015年08月21日(金)10:30~16:30 |
会場 |
下車駅 : 東京メトロ 東陽町駅下車徒歩4分
セミナー会場 : 江東区産業会館 第6展示室
会場所在地 : 〒135-0016 東京都江東区東陽4丁目5−18
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受講料など |
非会員: 49,980円(税込)
会員: 47,250円(税込)
学校関係者: 10,800円(税込)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
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定員 |
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
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備考 |
昼食・資料付き
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お申込み |
ここをクリックして下さい。メールでお申込み頂くこともできます.
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趣旨
乳化重合・懸濁重合法は、~nmから~μmの広範囲にわたる、さまざまな機能性を持つ高分子微粒子を合成することができる。ひとくちに乳化重合といっても、その範疇にはいくつかの重合法が含まれていて、それぞれの製法によって異なる微粒子が生まれる。在来の汎用製品製造技術からさらに飛躍して、これからの社会の変貌にこたえるには、「微粒子をつくる」原点に戻って、あらたな市場に高度化した高分子微粒子を供給する必要がある。奔放な発想の支えとなる、基礎事項、情報を提供したい。
※受講者には講師の研究メモワール「SPG膜乳化法による高分子微粒子の合成と応用(A4、300頁)」をプレゼントします。

1.序論:高分子微粒子
2.乳化重合による高分子微粒子の合成
2-1.古典的な乳化重合反応機構(Harkinsの理論)
2-1-1.マイクロエマルション重合
2-1-2.ミニエマルション重合
2-1-3.逆相乳化重合
2-2.水相核発生説
2-2-1.ソープレス乳化重合
2-2-2.非水系分散重合
2-2-3.沈殿重合
2-3.反応速度論の基礎
2-3-1.乳化重合反応の挙動
2-3-2.重合体粒子1個あたりのラジカル数
2-3-3.重合体粒子内のモノマー濃度[Mp]
2-3-4.ポリマーの平均重合度
2-3-5.重合体粒子数 N の予測
3.懸濁重合法による高分子微粒子の合成
3-1.懸濁重合の反応挙動
3-2.ポリマーの平均重合度
3-3.液滴分散系の工学
3-4.液滴径をそろえる
3-5.独自のデバイスを用いる単分散液滴の調製
・SPG膜、マイクロチャネル、その他
4.高分子微粒子の合成と応用
4-1.高分子微粒子に付与できる機能
4-2.高分子微粒子の複合化
4-2-1.多様な粒子モルフォロジー
4-2-2.複合化粒子のモルフォロジーの実例
4-2-3.モルフォロジーを支配する要因
4-3.高分子微粒子への官能基の導入
4-4.有機・無機複合粒子
4-5.多孔質粒子の合成法
4-6.中空粒子の合成法
5.まとめ

本セミナーは株式会社R&D支援センターの主催となりますので、お申込み後の処理はすべて株式会社R&D支援センターが行います。
なお、本セミナーへのお申込みは「お申込みはこちら」より当社お申込みフォームをご利用頂くようお願い申し上げます。
株式会社R&D支援センターの規定により、セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。
ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
止むを得ず欠席の場合、株式会社R&D支援センターセミナー担当(03-5857-4811)までご連絡下さい。
セミナー開催日から逆算し、営業日(土日祝日を除く)で8日前を過ぎてから欠席のご連絡をされた場合は、受講料を100%お支払いいただきますので予めご了承ください。
なお、この場合セミナーで使用した資料はご本人様にお送りいたします。
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