1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は、受講料5,7000円(税別)/1口が格安となります。
『PCL(Point Cloud Library)中級編:コアモジュール群を使いこなす』
講師 |
林 昌希(はやしまさき)氏 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 青木研究室 |
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講師略歴 |
2007年 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 前期博士課程修了 2007~2011年 株式会社 東陽テクニカ カスタム計測システムの開発に従事 2011年~現在 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 後期博士課程在学中。 *チームスポーツ映像における人物姿勢推定、およびその姿勢情報などを用いた選手行動解析の研究に従事 2011年3月より、マイナビニュースにて「コンピュータビジョンのセカイ~今そこにあるミライ~」を連載中 “DERiVEコンピュータビジョンブログ”、および“DERiVEメルマガ別館”において、コンピュータビジョンに関連する技術情報を幅広く発信中。 |
日時 | 2015年6月29日(月) 10:00~17:00 |
会場 |
セミナー会場 : オームビル(千代田区神田錦町) 会場所在地 : 〒101-8460 東京都千代田区神田錦町3-1 下車駅 : 【地下鉄】 東西線『竹橋駅』徒歩3分 三田線・新宿線・半蔵門線『神保町駅』徒歩7分 新宿線・千代田線『小川町駅』徒歩8分 【JR】 中央線・山手線・京浜東北線『神田駅』徒歩12分 中央線・総武線『御茶ノ水駅』徒歩11分 |
受講料 |
お1人様受講の場合 47,000円[税別]/1名 1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能) |
セミナー概要 |
本セミナーでは、Kinectなどで取得した3D点群データに対して、コンピュータビジョンその他の処理を行うことができる、オープンソースで無料のライブラリ「Point Cloud Library(PCL)」の「中級編」を講義形式で行います。 今回は以前の入門編セミナーの続きとして位置付けされる中級編です。SegmentationやOctreeなど、モジュールごとに主要なクラスの使い方とその動作の簡単な原理説明、その処理を使用する際の気をつける点を解説していきます。PCL1.7.2ベースでの解説を予定しています。 |
お申込み |
ここをクリックして下さい。メールでお申込み頂くこともできます. |
1.点群データ取り扱いの基本 PointCloud型の取り扱い
•実体での作成 v.s. ::Ptr での作成 (相互変換と関数への受け渡し)
•PointCloud同士の操作(点群同士の結合、法線の後追加)
pcdファイルの取り扱い
•メモリ上のPointCloudオブジェクトと.pcdデータの関係 2.PCLVisualizerによる可視化とEigenライブラリを用いた点群のTransformation •PCL Visualizerの基本と応用
•ファイル形式の細かな紹介と、PLY, .objなどとの比較
•iOSアプリでの.pcdデータの共有
•MeshLabで可視化、編集するには?
•Eigenライブラリを用いた点群の回転・平行移動 3.Filteringモジュール •ノイズ除去とOutlier Removalの考え方
•点群のインデックス番号による結果取得
•ダウンサンプリングとアップサンプリング 4.Featuresモジュール NormalEstimation
•法線の推定の仕組みとNormalEstimation系クラス
•推定した法線はどこで使う?
記述子
•Spine Image
•PFH(Point Feature Histograms)とその高速近似FPFH
•SHOT記述子
Keypointの推定とFeatureマッチング
•Keypoint検出:ISS,NARF, Harris3Dなど
•kdtreeによる最近傍探索(NN)の理論
•Correspondence GroupingによるFeatureマッチング 5.Registraitonモジュール •初期位置合わせ(TransformationEstimationXXX)
•ICPによる位置合わせの仕組みと、pclでのICPの使い方
•ICPの3つの段階の処理の個別の実行
(CorrespondenceEstimationXXX,CorrespondenceRejectorXXX,EstimationXXX)
•ELCHによる大規模複数点群のLoop Closure 6.Surfaceモジュール •メッシュ化 v.s. サーフェス再構成
•前処理としてのMovingLeastSquares
•GreedyProjection
•Poisson 再構成 7.Octreeモジュール •Octree構造自体へのアクセス
•Octreeを利用した処理(近傍探索、点群密度推定、変化検出)
•TSDFOCtreeVolumeによるSLAMメッシュ再構成 8.Recognition •Correspondence Groupingによる物体認識と6DOF推定
(GeometricConsistencyGroupingとHough3DGrouping)
•lineMODによるテンプレートマッチング物体検出 9.Segmentationモジュール Segmentation 1 : SACsegmenation
•シリンダーのセグメンテーション
•平面セグメンテーションとEuclidian Clustering
Segmentation2:その他のsegmenation
•Organized Segmentationとその仕組み
•発展的なSegmentation
•テーブル上の物体検出
•Region Growingベース
•グラフカットベース Mincut
•SuperVoxel 10.Peopleモジュール •GPUを用いた人検出
•GPUを用いた人物姿勢推定
本セミナーは株式会社トリケップスの主催となりますので、お申込み後の処理はすべて株式会社トリケップスが行います。
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